環境衛生教育

学校においては、環境衛生検査を中核とする学校環境衛生活動が「学校環境衛生基準」に基づき実施されています。また、その活動は、専門的な検査に従事する学校薬剤師が重要な役割を果たしていますが、日常点検などでは児童生徒も関わることがある学校全体としての取組です。学校環境衛生活動を円滑に進めるためには、健康は個人を取り巻く環境から深く影響を受けており、健康を保持増進するためには心身の健康に対する環境の影響について理解を深めることが大切です。
そのことは、小学校段階から学ぶ内容になっており、特に中学校保健体育科では飲料水や空気を衛生的に保つためには、基準に適合するように管理する必要があることを理解できるようにすることになっています。したがって、学校環境衛生活動は、児童生徒にとって身近にある生きた教材であると思われます。しかし、多くの学校では、学校環境衛生活動が児童生徒の興味・関心を引く教材になり得ると気づいていないだけでなく、環境衛生教育が難しいとの声もあります。
そのような視点に立った教育及び学校環境衛生活動の推進に資する教材として2014(平成26)年3月に(公財)日本学校保健会が発行した「学校環境衛生活動を生かした保健教育~小・中・高等学校で役立つ実践事例集~」(電子ブック)を紹介します。