公益社団法人 日本薬剤師会

委員会の活動

組織・会員委員会

平成27年の委員会答申「入会促進等、更なる組織強化のための施策のあり方について」に基づいて、会員拡充策として、会員キット、入会キットの充実策、特別会員(学生会員)の会費無料化、特典充実策等を実施しています。今後はこれまでの施策の検証を行い、新たな拡充策の実施を含めて検討することとしています。合わせて、日本薬剤師会館建設について、これまでの建設に向けた経過を踏まえ、候補地の選定等、情報収集の上で検討していくこととしています。

法制委員会

各種関係法規における、本会の基本的な対応方針について検討しています。平成25年に公布された改正法(薬機法、薬剤師法)は、施行後5年を目途として、医薬品の販売業の在り方等について検討を加えることとされていることから、薬機法改正についての議論を行っています。

医療保険委員会

定期的に改定される調剤報酬や介護報酬の改定に向けて、検討を行っています。また、医療保険委員会の下には、病院や薬局の薬剤師、大学教員等によって構成される「薬価基準検討会」を設置し、新医薬品の保険適用に際して、薬学的知見や調剤業務などの観点から検討を行っています。

一般用医薬品等委員会

一般用医薬品等の供給、販売制度における薬局・薬剤師のあり方について検討しています。要指導医薬品・一般用医薬品販売の適正な普及啓発、セフルメディケーションの普及促進、医薬品販売制度の正確な理解と遵守状況の向上に資する取り組み等を行っています。

地域医療・保健委員会

地域包括ケアシステム構築や、患者のための薬局ビジョン実現に向けた薬局のあり方について検討を行っています。健康サポート薬局の推進方策の検討、在宅医療・認知症対策への対応等、地域医療・保健における薬剤師・薬局の参画とその方策等について、人口減少や高齢者人口がピークを迎える2040年を視野に入れた各種施策に取り組んでいます。

編集委員会

会員向けの会報誌「日本薬剤師会雑誌」に掲載する学術記事の企画立案を行っています。委員会では、会員が投稿した研究論文等の審査を行っています。ラジオNIKKEIの医薬情報番組「薬学の時間」(毎週木曜23時15分~30分放送)の企画も行っています。

医薬品情報評価検討会

医薬品情報を薬剤師に提供して医薬品使用の有効性及び安全性の確保に資するため、DSU(Drug Safety Update:医療用医薬品使用上の注意改訂の案内)解説を作成しています。DSU解説は、日薬医薬品情報として日本薬剤師会雑誌に掲載すると共に、日本薬剤師会ホームページで公開しています。

薬局製剤・漢方委員会

薬剤師自らが薬局において製剤・販売できる、薬局製造販売医薬品(以下、薬局製剤)の普及・啓発に向けた方策として、薬局製剤に関する講習会への講師派遣事業、薬局製剤業務指針、漢方業務指針の改訂等の検討や新規処方等の要望を厚生労働省に行っています。

調剤業務委員会

日本薬剤師会が作製する薬剤師の調剤業務に関する解説書(第十四改訂調剤指針)について議論しています。法令改正(薬機法等)や薬物療法の高度化、時代に応じた薬剤師業務などを念頭に、次期改訂に関する検討を行っています。

生涯学習委員会

[生涯学習支援システムJPALS]を運営しています。薬剤師が日々の学習記録を蓄積し自己研鑽を積んでいくことで、国際薬剤師・薬学連合(FIP)が提唱する「継続的な専門能力開発」を実践でき、信頼され求められる薬剤師となるための生涯学習の継続を支援しています。

薬学教育委員会

薬剤師を目指す薬学生(大学薬学部、薬科大学)の大学教育に関する委員会です。特に、学生が5年生次に行う、薬局での実務実習がより充実した質の高いものとなるよう、全国の実習受入施設(薬局)や指導薬剤師と連携を図りながら取り組んでいます。

医薬分業対策委員会

医薬分業の更なる質の向上を目指し様々な課題について検討を行っています。また「患者のための薬局ビジョン」の実現に向けた事業の他、国民への啓発活動として毎年10月に実施される「薬と健康の週間」に関連した啓発活動を行っています。

情報システム検討委員会

薬剤師を取り巻く各種の医療ICT施策に取り組んでいます。具体的には、全国保健医療情報ネットワーク、医療保険のオンライン資格確認、地域医療情報ネットワーク、電子処方箋の本格運用開始を見据えつつ、薬剤師の電子認証(薬剤師資格証の発行)や電子お薬手帳の普及について検討を行っています。

DI・医療安全・DEM委員会

薬局薬剤師が医薬品の安全管理を通じて医薬品の適正使用に貢献することを目的に、薬剤を使用した患者に発現した症状を薬剤師の視点で把握し、それを収集・解析するDEM(Drug Event Monitoring)事業を実施しています。また日本医療機能評価機構が行っている薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業に協力しています。

公衆衛生委員会

感染症対策、薬物乱用防止対策等における薬局・薬剤師の役割及び活動のあり方について検討しています。公衆衛生に係るものとして、災害時の感染症対策、アレルギー疾患の医療提供体制における薬局・薬剤師の役割等についても検討を行っています。

試験検査センター委員会

都道府県薬剤師会等の試験検査センターの協力のもとに、医薬品等の品質確認のための試験検査の実施にかかわる事業を行っています。試験検査を通じて、医薬品等の品質確保が確実に行われることを目指し、公衆衛生に貢献するために活動しています。

アンチ・ドーピング委員会

薬剤師のアンチ・ドーピング活動の支援及び国体開催地の都道府県薬剤師会の活動に対する協力・支援等を行っています。アンチ・ドーピングに関しては、「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック」の作成や薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインの設置等を行っています。

国際委員会

薬学関連の国際団体である国際薬剤師・薬学連合(FIP)及びアジア薬剤師会連合(FAPA)等への協力、国際会議への薬剤師等の参加促進などの検討を行っています。国内・海外の薬剤師等及び薬剤師会の交流が継続するように、国際交流の推進を目的とした活動を行っています。

災害対策委員会

雪害、豪雨、台風と、地震以外にも災害が多発しています。災害発生時にはこれまでも、薬剤師派遣やモバイルファーマシーの出動等の医療支援活動を展開してきましたが、今後も地震以外の災害発生が予想されることから、広域災害が発生した場合にどのような形で支援、受援体制を整えることができるか予めシミュレーションすることとしています。合わせて、災害時に備えた通信手段の確保は重要であることから、安否確認システム等を利用した確認訓練等の実施により、連絡体制の整備・充実を図ることとしています。

年金委員会

「薬剤師年金保険」制度の適正な運営のために取り組んでいます。年金保険制度の決算および年金財政計画の適否に関する事項、年金保険制度の規則・施行細則に関する事項等の検討を行っています。

臨床・疫学研究倫理審査委員会

平成28年8月より倫理審査の受付を行っています。自県及び隣県の薬剤師会や大学、病院に設置された倫理審査委員会等への審査申請を検討したものの、審査申請が難しい場合は本会で倫理審査を受け付けています。

臨床・疫学研究推進委員会

臨床研究に係る手順書等の整備を行うなど、都道府県薬剤師会の倫理審査体制の整備を支援しています。また、会員に対する研究倫理や倫理審査に関する啓発を目的として、資材の作成・提供を行う他、研究者の研修に必要なe-ラーニングコンテンツを制作しJPALSで配信しています。

健康サポート薬局研修委員会

かかりつけ薬剤師・薬局の機能に加え、国民による主体的な健康の保持増進を積極的に支援する機能を備えた「健康サポート薬局」に関する研修に取り組んでいます。(公財)日本薬剤師研修センター、都道府県薬剤師会と協力し、全国で研修が受講できる体制づくりに取り組んでいます。