第1回 公益的なオンライン診療を推進する協議会を開催

令和7年6月18日、「公益的なオンライン診療を推進する協議会」の第1回会合が日本医師会小講堂(東京都文京区)にて開催されました。
同協議会は、利便性や効率性のみを重視した安易なオンライン診療の拡大を防ぎ、医学的な有効性、必要性、特に安全性を最優先に担保した形で、公益的な視点で適切にオンライン診療の推進が図られるよう、日本医師会の呼びかけにより設置されたもので、医療関係行政・団体等のほか、へき地等の医療資源が乏しい地域において「オンライ診療を受ける場」としての郵便局の活用等を念頭に、関係行政・団体が参加しています※。本会からは、荻野・渡邊両副会長が出席しました。
渡邊副会長は「我々はオンライン診療を受けられた方々に、薬剤を提供し、服薬指導をしていく部分を担っている。提供方法に関しては今後も検討していく必要があるが、オンライン診療を実施された方に対し、我々が対面で対応する必要があるのか、あるいはオンラインで対応するのか。その判断においても、医師との連携の中で適切かつ医療安全に資するように推進してきたい」等と述べました。
協議会メンバー
日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会、日本郵便、全国郵便局長会、自治医科大、その他
内閣官房(新しい地方経済・生活環境創生本部)、総務省郵政行政部、厚生労働省医政局等