三師会 厚生労働大臣に要望書を提出

写真左より、岩月進日本薬剤師会会長、松本吉郎日本医師会会長、福岡資麿厚生労働大臣、田村憲久衆議院議員、高橋英登日本歯科医師会会長

 9月11日、日本医師会、日本歯科医師会及び日本薬剤師会(三師会)は福岡資麿厚生労働大臣に、「賃金・物価の上昇等への今年度中の対応に関する要望書」及び「オンライン資格確認の機器更新費等の補助に関する要望書」を提出しました。

 三師会の各会長は、医療機関・薬局等の経営状況は逼迫しており、賃金上昇と物価高騰等への対応には、補助金と診療報酬両面での対応が必要とし、今年度中の財政支援が実施されるよう補正予算を編成し、期中改定もしくはそれに相当する補助を早急に行うことを求めました。

 また、オンライン資格確認の導入により、現場が従来に無い業務や費用を強いられており、報酬上の対応を考慮してもデメリットの方が多い状況であることから、オンライン資格確認の更新費用について全額補助などを要望しました。

 さらに、本会の岩月会長は、薬局の経営状況の厳しさに加え、いまだ続く医薬品の供給問題についても訴え、対応を強く求めました。

<要望書>
医科歯科医療機関、薬局等における賃金・物価の上昇等への今年度中の対応に関する要望書
オンライン資格確認の機器更新費等の補助に関する要望書

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