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■地域のプライマリ・ケアに貢献
薬剤師は、体調のすぐれない方が薬局を訪れた際に、症状の訴えなどから、医療機関への受診勧奨、一般用医薬品(OTC薬)による対応、生活指導、のいずれかに振り分け、適切な対応を提案しています。 こうした業務を、最近では「薬剤師によるトリアージ」と呼び、薬剤師が地域のプライマリ・ケアにおいて果たす重要な役割となっています。 「トリアージ」という言葉は、本来は災害医療や病院の救急外来において、患者さんの重症度を識別し、治療の優先度を決定することで、「薬剤師によるトリアージ」とは、この言葉を転用したものです。
本会の調査によれば、OTC薬の購入や相談を目的に来局された方のうち、指名されたOTC薬での対応が不適切と薬剤師が判断したケースでは、半数近く(46.1%)で薬を販売せず、その大半でかかりつけ医などへの受診勧奨が行われています。また、販売したケースでも4割(41.6%)が薬を変更していました。


実際、このような薬剤師トリアージが病気の治療や副作用のリスク軽減に役立ったケースは枚挙のいとまもありませんが、以下にその例を紹介します。

日本プライマリ・ケア連合学会では、プライマリ・ケアを「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」と定義していますが、薬剤師はこうした日常の業務を通じて、地域のプライマリ・ケアに寄与しているのです。

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